第2回:住宅扶助(家賃補助)の仕組みと上限

生活保護費には、食費などの生活費とは別に「家賃分」として支給される「住宅扶助」があります。

1. 家賃は「実費」が支給される

住宅扶助は、上限額の範囲内であれば、実際にかかっている家賃がそのまま支給されます。共益費や管理費は含まれず、あくまで「純粋な家賃」が対象です。

2. 地域によって異なる上限額

上限額(基準額)は、お住まいの地域や世帯人数によって細かく決まっています。これを「級地制度」と呼びます。

地域例 単身世帯の上限目安
東京都区部など(1級地) 約53,700円
地方都市など(2級地) 約40,000円〜

3. 上限を超えている場合は?

現在住んでいる家の家賃が上限を超えている場合、すぐに追い出されるわけではありません。転居指導が行われる際、その引っ越し費用は役所から支給されます。

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